【雇用統計後のドル円動向と注目の価格帯】今日の相場解説 (2024.12.09)デイリーマーケットレビュー
最終更新日: 2024-12-09
ページ制作日: 2024-12-09

御堂筋の様子です。
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こちらの写真は、先ほどお昼に撮影した大阪・御堂筋の様子です。街路樹がすっかり紅葉し、美しい色合いに染まっています。街全体もクリスマスや年末ムードが漂い始め、季節の移ろいを感じるひとときとなりました。
御堂筋は夜になるとライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しむことができます。その美しい光景も、次回以降でぜひご紹介したいと思います。
今年もいよいよ残りわずかとなり、年末特有の慌ただしさを感じる時期となりました。忙しい日々が続く中でも、街の景色や季節感を楽しみながら、一年を振り返る穏やかな時間を大切にしたいものですね。
今日はドル円解説
ここ最近、世界的に政治面で注目すべきニュースが相次いでいます。韓国、フランス、シリアといった国々で、国全体を揺るがすような出来事が続いている状況です。
これらは無関係と思われるかもしれませんが、現在は12月16日まで水星逆行の期間にあたります。このため、政治・経済の動きが市場に与える影響が、普段より大きくなっている可能性も考えられます。そのことを頭の片隅に置いておくとよいでしょう。
本日はこのような背景を踏まえ、為替について考察していきましょう。
失業率チャート
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先週末の金曜日には、米国の雇用統計が発表されました。すでにご存知の方も多いかと思いますが、その概要は以下の通りです。
失業率(11月)
- 結果:4.2%
- 予想:4.1%
- 前回:4.1%
非農業部門雇用者数(NFP)(11月)
- 結果:22.7万人増
- 予想:22.0万人増
- 前回:3.6万人増(1.2万人増から上方修正)
また、同日発表されたミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(12月)は、
- 結果:74.0
- 予想:73.2
- 前回:71.8
22時30分の雇用統計発表直後、市場は円高方向に動き、一時的にドル円は149.40円付近まで下落する場面が見られました。
ドル円チャート
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市場は、雇用統計発表前には12月FOMCでの0.25%ポイント利下げを約70%程度織り込んでいましたが、 発表後はその予測が「約80%」まで上昇しました。また、1月の追加利下げ確率は約25%と見込まれています。
CMEのFedWatchツール
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12月17~18日のFOMCを控え、12月11日に11月分の「消費者物価指数(CPI)」が発表されます。
もしこのCPIでインフレ圧力が強まっていることが示唆されれば、追加利下げに対してブレーキがかかる可能性も考えられます。
あさってに予定されているCPI発表は、今後の金融政策判断に大きな影響を与える重要な指標として注目を集めています。
- 12月11日:米国消費者物価指数(CPI)
- 12月16日:米国PMI(購買担当者景気指数・速報値)
- 12月19日(日本時間4時):FRB政策金利発表
- 12月19日(12時前後):日銀政策金利発表
価格面での動きを振り返ると、今回のイベントを経ても依然として最近のレンジ圏を抜け出せるような状況にはなっていません。 以前の記事でも述べたように、現在はBOX圏内で推移しており、テクニカル的な価格帯に挟まれたままです。 このもみ合いが続く中で相場はエネルギーを蓄積していると考えられ、そのエネルギーが放出される際には大きな値動きが生じる可能性があります。 したがって、現時点での停滞を理由に軽視せず、常に相場を注視しておくことが重要だと言えるでしょう。
ドル円チャート
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11月末に52日移動平均線(MA)を割り込んで以降、終値ベースでの回復は見られていません。また、上値は9日移動平均線(MA)の抵抗を受けており、これが明確な抵抗線として機能していることがわかります。
12月3日の「148.63円」という水準は、9月16日の139.56円から11月15日の156.74円まで続いた円安局面におけるフィボナッチ黄金比率で次のように分析できます。
- 23.6%下落:
152.69円(通過済み) - 38.2%下落:
150.18円(通過済み) - 50.0%下落:148.16円
- 61.8%下落:146.13円
- 78.6%下落:143.25円
現在、50.0%下落の148.16円の直前で下落を食い止めている状況です。
今後の円高局面における注目価格として、ダウ理論的にも148.62円は非常に重要な水準と考えられます。この水準のすぐ下に50.0%下落の148.16円が控えているため、ここが円高進行を阻止するための重要な防衛ラインとなるでしょう。
一方で、円高支持派にとっては、このラインを突破することでさらなる勢いを得る可能性があり、戦略的に重要な攻防地点になることが予想されます。
ドル円チャート
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前回の記事では、一目均衡表の雲との関係について触れましたが、その後の動きにより、チャートは現在ご覧のような形状を示しています。
現在の状況では、なんとか耐えているようにも見えますが、今週の雲の上限は右肩上がりとなっており、以下のような推移が予想されています。
- 12月9日(月):150.09円
- 12月10日(火):150.51円
- 12月11日(水):151.01円
- 12月12日(木):151.64円
- 12月13日(金):151.64円
明日以降、このまま推移すれば、価格が雲の中に突入する可能性があります。これは、円安を見込んでいた市場参加者にとって、一目均衡表の雲によるサポートを期待していた戦略が崩れることを意味します。特に、雲の上限を維持できなければ、新たな売り圧力を生む要因となるかもしれません。今後の動きには注意が必要です。
ドル円チャート
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100日移動平均線(MA)と200日移動平均線(MA)の位置関係も確認しておきましょう。
100日MAは下値のサポートとして機能していますが、現状では右肩下がりの傾向が継続しています。現在、100日MAは148.64円付近に位置しており、
これは12月3日の円高水準である148.62円とほぼ一致しています。この価格帯が、極めて重要なサポートラインであることが分かります。
もし12月3日の148.64円を割り込むような動きが見られれば、次の注目すべきターゲット価格は以下の通りです。
- 9月16日から11月15日の上昇幅の61.8%ダウン:146.13円
- 現在の100週MA:146.04円
- 26カ月MA:145.38円
これらの指標から、145円~146円のゾーンが重要なターゲット価格として浮上してきます。 この価格帯は、さらなる円高進行を阻止するための重要な攻防ラインとなるでしょう。
ドル円チャート
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最後に四時間足のチャートを確認してみましょう。現在、上昇トレンドから「ヘッド&ショルダーズ」を形成した後、その値幅観測で計測される価格帯の付近でもみ合いが続いています。 150円というキリの良い水準での攻防が見られ、このもみ合いをどちらかにブレイクするためには、それなりの強い材料が必要になると考えられます。(FOMCまでこのレンジを抜けない可能性も…)現状では、レンジ内でエネルギーを蓄えている段階とも言えるでしょう。このレンジをブレイクした際には、蓄積されたエネルギーが一気に放出され、大きな値動きが発生する可能性が高いです。 トレンドの次の方向性を見極めるためにも、引き続き注視が必要です。特に、レンジ上限と下限の価格帯を突破するきっかけとなる材料やニュースに注意が必要です。
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