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今日の相場解説【令和6年の株式市場の行方】今日の相場解説 (2024.11.21)デイリーマーケットレビュー


最終更新日: 2024-11-21

ページ制作日: 2024-11-21

今日の相場解説

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各国の株式市場

本日は、日経平均などの株式について解説します。

国内だけでなく世界の株価も非常に注目すべき状況にあります。要は、この局面を乗り切ることができるのかどうかが焦点となっています。
材料面では、米国の半導体関連を中心としたハイテク株の動きや、ウクライナとロシアの戦闘激化などが挙げられます。 特にウクライナ情勢は新たな展開に入りつつあり、ウクライナがロシア領内への長距離ミサイル攻撃を開始しており、非常に危険な状況になっています。

このような中で、株価の動きをしっかりとチェックしておきましょう。



日経225(日足)
日経225日足チャート


NYダウ(日足)
NYダウ日足チャート


ナスダック総合(日足)
ナスダック総合日足チャート


S&P500(日足)
S&P500日足チャート


香港ハンセン指数(日足)
香港ハンセン指数日足チャート


上海総合(日足)
上海総合日足チャート


FTSE100(日足) (ロンドン証券取引所)
FTSE100日足チャート


DAX(日足) (ドイツ証券取引所)
DAX日足チャート


CAC40(日足) (ユーロネクスト・パリにおける株価指数)
CAC40日足チャート

各主要国の株価動向をご覧になって、どのように感じられるでしょうか?

独自の動きを見せている銘柄もあれば、類似した動きをしている銘柄もあります。しかし、共通して注目すべき点は、CAC40を除き、10月から11月にかけてピークを打った後、下落傾向にあるということです。 特に、中期もしくは長期の移動平均線(MA)での攻防が目立っています。また、中国株を除けば、他の主要市場は2020年3月のコロナショック以降、上昇を続け、今年に入り史上最高値を更新しました。

2021年から2024年までの4年間にわたる上昇相場が、ここにきて大きな変化を迎えようとしている可能性が高いと言えるでしょう。


日経225(週足)
日経225週足チャート


NYダウ(週足)
NYダウ週足チャート

「下がれば上がる」という前提でホールドしているだけで利益が出ていた時代が、終焉を迎える可能性があります。これまでの相場を知らない、最近株式投資を始めた方々にとっては、これからの市場環境は未経験の時間となるかもしれません。 商品デリバティブ取引では、「空売り」という手法があり、価格が下がると予想すれば「売り」から取引を始めることが一般的です。しかし、株式投資、それも現物株しか取引していない方々には、この空売りの仕組みをよく知らない方も多いようです。
空売りについては、また別の機会に詳しくご紹介したいとおもいます。

日経225を詳しく見てみると、本日11月1日の安値である37,946円に対し、一時37,945.21円まで下落しました。
11月21日は、38,026.17円で取引を終了しています。

注目すべきは、10月24日の安値「37,712円」です。この価格を割り込むようであれば、10月15日を天井とした下降トレンドがより明確になる可能性があります。
今後の動向を注視する必要があります。


日経225(日足)
日経225日足チャート

3つの山が形成されつつある状況にもお気づきいただけると思います。そして、来年にはトランプ前大統領の就任式が控えており、その間に世界史に残るような大きな出来事が起こる可能性も秘めています。
現在の株価の位置を、このような歴史的なタイミングで考えると、何か暗示的な意味を持っているのかもしれません。

今年は令和6年、甲辰の年であり、三碧木星が巡る年です。
同じ甲辰の1964年には、パレスチナ解放機構(PLO)の設立、トンキン湾事件(ベトナム戦争のきっかけ)、東京オリンピックがありました。 また、その60年前の1904年には日露戦争が勃発しています。周期的に見ても、大きな変化が起こり得る年といえるでしょう。

今年も残り少なくなりましたが、大きな出来事が起きる可能性は十分にあります。そのような時にも慌てることなく対応するために、テクニカルプライスをしっかりチェックし、日々の習慣にしておくことが重要です。



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監修:安村 武彦

国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト(CFTe)・AFP(日本FP協会認定)
大阪府出身。1987年に商品先物業界に入社。2005年末に業界を離れ、2006年より専業トレーダーとして商品・株式・FXの売買で生計をたてる。個人投資家が相場で勝つためには、投資家目線のアドバイスが必要不可欠と感じ業界へ復帰。真のアドバイザーを目指し現在に至る。個人投資家向けに開催する一目均衡表のセミナーは非常に分かりやすいと好評を得ている。

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