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限月間スプレッドに対応したSCOとは?

限月間スプレッド取引

同じ商品の異なる限月間の価格差の変動に注目して行うさや(スプレッド)取引をいいます。
これは、先物取引において異なる二つの限月取引間のスプレッド(価格差)により呼値を行い、 取引が成立した場合には、二つの限月取引について、一方の売付け(売り建て)と他方の買付け(買い建て)が同時に成立する取引です。

基本的には割高な銘柄を売り、割安な銘柄を買うことによって利鞘を得ることができます。

限月間スプレッド取引

発注時の売りと買い

SCOによる限月間スプレッドの売買では、「期近売/期先買」はスプレッドの「売」注文、「期近買/期先売」はスプレッドの「買い」注文となります。

※期近が売りであればSCOの売り注文、期近が買いであればSCOの買い注文になります。

スプレッド価格

スプレッド価格は、「期近−期先」で計算します。


金10月限(期近)が4,310円、金12月限(期先)が4,300円において、
「金10月限−金12月限」のスプレッド価格は「10円」(4,310円−4,300円)です。


白金4月限(期近)が3,600円、白金6月限(期先)が3,620円において、
「白金4月限−白金6月限」のスプレッド価格は「-20円」(3,600円−3,620円)です。

限月間スプレッドの証拠金

証拠金は1セットにつき1枚分の証拠金となります。
※手数料は1セットにつき2枚分必要です。

白金(必要証拠金60,000円/枚)において、

・「白金4月限−白金6月限」の「売り2枚」を注文する場合

白金4月限   売り2枚  ・・・ 120,000円(60,000円×2枚)
白金6月限   買い2枚  ・・・ 120,000円(60,000円×2枚)
合計  ・・・ 120,000円が取引証拠金として必要となります

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