商品デリバティブ取引のしくみ(株式との比較)
株価は、主に景気動向や各企業の業績で変動します。一方で商品デリバティブ取引は貴金属や石油製品、農産物など多くの商品が取引されていますので、価格変動の要因は、為替変動、世界経済の動向、諸外国の政治情勢や地域紛争、天候などさまざまです。それらが商品の需要と供給を左右します。
投資対象 | 株式現物 | FX(USD/JPY) | 商品デリバティブ (金標準先物) |
---|---|---|---|
取引目的 | 価格の上昇を予測して利益を得る | 価格の上昇もしくは下落を予想して利益を得る | 価格の上昇もしくは下落を予想して利益を得る |
投資資金 | 現金にて総代金 | 総代金の4%以上の証拠金 (レバレッジ25倍以下) |
総代金の1〜10%の証拠金 (レバレッジおよそ25倍) |
投資期間 | 無制限 | 無制限 | 最長1年程度 (限日取引は無制限) |
取引単位 | ほぼ100株単位 | 10,000通貨 | 1,000グラム |
投資タイミング | 上昇局面 | 上昇・下落局面 | 上昇・下落局面 |
取引単位(2020年7月1日現在) | |
---|---|
金標準先物 | 1,000g |
ドバイ原油 | 50kl |
ゴム(RSS)先物 | 5,000kg |
とうもろこし先物 | 50,000㎏ |
取引単位
株式では取引の単位が、1000株、100株、1株と銘柄によって定められています。商品デリバティブ取引でも、各銘柄ごとに1000g、50kl、50tと取引の単位が定められており、この取引の単位を「枚(まい)」と呼びます。
コムテックスオンライントレードをご希望の方は、
ネット上で手続きができる無料の口座開設をご利用下さい。