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投資家ニーズの国際化、多様化及び高度化等を踏まえ、2021年9月21日より大阪取引所にCME原油等指数を取引対象としたCME原油先物(正式名称:CME原油等指数先物)が上場されました。
これにより、米国の主要な3つのエネルギー関連先物を、CME原油先物を通じて、まとめて国内でお取引いただけます。取引制度は日経225miniと類似し、投資家の皆様に馴染みのある商品設計となっています。

CME原油先物特徴1

CME原油等指数とWTI原油先物の直近限月の価格の相関係数は「0.98」以上です。相関係数が1に近いほど似たような値動きをしていることを意味しますので、 非常に似た値動きをしていることがわかります。このためにWTI原油先物の代わりにCME原油先物を活用することも検討できます。

CME原油等指数とWTI先物価格の推移

※2021年6月1日から2021年8月10日までの相関係数は0.9825

CME原油先物特徴2

海外の取引所に上場している原油先物を取引する際には、ドル建てでの取引となる場合がありますが、CME原油先物は「円」でのお取引となります。
為替手数料がかからないうえ、ドル円相場の変動による収益のブレを気にすることなく、指数の変動が直接リターンとして円建てで得られます。証拠金も円建てで計算されるので、ポジション保有にかかるコストがより明確にわかります。


CME原油先物特徴3

CME原油先物は、決められた期日(取引最終日)までに市場価格で反対売買(転売または買戻し)を行って清算するか、最終決済期日に、約定価格と最終清算数値の差額で現金清算(差金決済)することで取引が終了する現金決済先物取引となります。
このため、決済するのに現物の原油を用意したり、代金を支払って原油を受け取ったりすることはありません。

取引最終日までに反対売買しない場合

現金決済先物取引

仕組みやリスクをきちんと理解して取引を行うことが大切です。
ご不明な点があればオンライントレード課までお気軽にご連絡ください。



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OSEの原油先物取引

CME原油等指数先物取引が上場されるのは、大阪取引所(OSE)になります。東京商品取引所(TOCOM)のプラッツドバイ原油先物取引とは別の原油関連先物取引となります。
2つの原油先物取引は、それぞれWTI原油と高い相関関係にあるために、CME原油等指数先物取引とプラッツドバイ原油先物取引の価格差を狙った投資手法(サヤ取引)なども考えられます。


CME原油先物タイトル


CME原油等指数は、CMEグループが算出・公表する指数で、CMEグループの中核をなすニューヨーク・マーカンタイル取引所に上場するWTI原油先物、RBOBガソリン先物、ULSDヒーティングオイル先物を構成銘柄としています。
2021年8月31日現在の各構成銘柄のウエイトは、WTI原油先物が72%、RBOBガソリン先物が13%、ULSDヒーティングオイル先物が15%となっており、年に1度、ウエイトの見直しが行われます。

CME原油等指数の構成要素

算出方法


CME原油等指数は、ロールオーバー期間を除き、直近限月の対象の先物の清算値段に基づいて計算されます。
指数値は以下の式で計算されます。

CME原油等指数とWTI先物価格の推移



加重平均価格=Σ(「米ドル/バレル」に換算した各銘柄の清算値段×各銘柄のウエイト)

ロールオーバーについて


ロールオーバー期間中は、先物取引の取引最終日前の5日間の流動性の傾向を考慮して、指数の算出に採用する清算値段を第一限月と第二限月を以下のウエイトで平準化します。従って、第一限月の取引最終日前日には、第二限月のみが指数の計算に利用されます。

ロール期間中のウエイト
第一限月
第二限月
構成要素の各先物取引の取引最終日の6営業日前
100%
0%
同5営業日前
80%
20%
同4営業日前
60%
40%
同3営業日前
40%
60%
同2営業日前
20%
80%
同1営業日前
0%
100%

制度概要

商品名
CME原油等指数先物(略称:CME原油先物)
取引の種類
現金決済先物取引
取引の対象
CME原油等指数
限月
直近6限月
取引単位
CME原油等指数×10,000倍
呼値とその値段
0.05ポイント(1取引単位当たり500円)
取引最終日
各限月の第一営業日(米国における当該日がCME原油等指数が算出されない日に当たる場合は、順次繰り下げる。)
サーキットブレーカー幅
制限値幅は、サーキット・ブレーカーの発動状況に応じて二段階まで拡大
通常制限値幅10%
第一次拡大制限値幅 20%
第二次拡大制限値幅 30%
※市況等を勘案し、呼値の制限値幅は臨時で見直されます。
即時約定可能幅
(DCB幅)
直近の最良気配の仲値または直近約定値段を中心に上下1%
最終清算数値
取引最終日の終了する日の米国における該当日に算出される指数値。ただし、当該指数が負の値の場合には最小の呼値の単位の正の値とする。
委託手数料
(片道/税込)
通常取引 346円
デイトレ 173円
立会時間 日中立会
  寄付板合わせ : 午前8時45分
  ザラバ取引  : 午前8時45分 〜 午後 3時10分
  引板合わせ  : 午後3時15分
夜間立会
  寄付板合わせ : 午後4時30分
  ザラバ取引  : 午後4時30分 〜 翌日午前5時55分
  引板合わせ  : 翌日午前6時00分


CME原油等指数先物取引の具体的な計算方法


CME原油先物の期先を165.00ポイントで1枚買い、170.00ポイントで決済したとき


CME原油先物取引の具体的な計算方法


取引証拠金・取引単位・倍率等は、変更される場合がありますので、取引を始める際には確認してください。 また、当社オンライントレードの手数料は、デイトレードの場合は往復で346円になります。

CME原油先物の期先を170.00ポイントで1枚買い、165.00ポイントで決済したとき


CME原油先物取引の具体的な計算方法


取引証拠金・取引単位・倍率等は、変更される場合がありますので、取引を始める際には確認してください。 また、当社オンライントレードの手数料は、デイトレードの場合は往復で346円になります。

CME原油先物の期先を170.00ポイントで1枚売り、165.00ポイントで決済したとき


CME原油先物取引の具体的な計算方法


取引証拠金・取引単位・倍率等は、変更される場合がありますので、取引を始める際には確認してください。 また、当社オンライントレードの手数料は、デイトレードの場合は往復で346円になります。

CME原油先物の期先を165.00ポイントで1枚売り、170.00ポイントで決済したとき


CME原油先物取引の具体的な計算方法


取引証拠金・取引単位・倍率等は、変更される場合がありますので、取引を始める際には確認してください。 また、当社オンライントレードの手数料は、デイトレードの場合は往復で346円になります。


詳細については日本取引所グループホームページをご覧ください。

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